
この度、高麗笛を2管作成いたしました。
1本は竹の表皮のついた物でもう1本はそれを剝した物です。
高麗笛の場合はどちらの作り方も正当といえますが、竹の表皮を剝すと剝さないとでは音色に明らかな違いが有ります。
どちらが良いという訳ではありませんが硬質な音(皮付)とやわらかい音(皮剝)の違いともいえるかもしれません。
皆様のお持ちになっています高麗笛はどちらの種類のものですか?
※ある先生からお聞きした話によりますと、高麗笛は竹表皮を剝さない物が昔ながらの正式な物という事のようです。
平成26年5月18日 雅楽道友会 藤脇 亮